進入状態設定
「進入状態設定」は、ユーザーが制御されたリソースにアクセスしようとするときにユーザーが処理される方法を決定する構成で、ユーザーがアクセスを待機するように許可されるか、または進入がブロックされるかを定義します。このガイドでは、区間制御セグメントの進入状態構成および管理について説明します。

概要
進入状態設定は、ユーザーが制御されたリソースにアクセスしようとするときにユーザーが処理される方法を決定します。セグメントの「トラフィック制御システム」を設定するものと考えてください - ユーザーが自由に進行すべきか、待機列で待機すべきか、または完全にブロックされるべきか。
構成する項目
- セグメントの有効化: セグメント全体の有効化または無効化
- 進入状態: セグメントが有効化されたときに待機またはブロックから選択
待合室適用との接続
ここで選択した進入状態は、ユーザーに表示されるUIを決定します:
このように考えてください:進入状態設定はいつ待機/ブロックルームを表示するかを決定し、待合室適用は待機/ブロックルームがどのように見えるかを決定します。
動作方法
セグメントの有効化はセグメントがまったく使用されるかどうかを制御し、進入状態はユーザーがアクティブなセグメントに遭遇したときに何が発生するかを決定します。
進入状態のタイプ
セグメントの有効化
セグメントの有効化は、セグメントが有効化されているか無効化されているかを制御します。これは、トラフィック制御システム全体のオン/オフスイッチのようなものです。
アクティブ(有効化された)
アクティブのとき、セグメントのトラフィック制御設定が適用されます:
- コードベース統合: モーダル待合室が表示される
- トラフィック制御: すべての構成された設定が適用される
無効(無効化された)
無効のとき、セグメントが完全にバイパスされます:
- 待合室なし: ユーザーがNetFUNNELの介入なしで直接進行
- トラフィック制御なし: すべてのトラフィック制御設定が無視される
- 正常フロー: NetFUNNELがインストールされていないかのようにサービスが動作する
セグメントが無効のとき、本質的に「バイパスモード」にあります - 進入許容数設定や他の構成と関係なく、ユーザーがトラフィック制御なしで正常にサービスにアクセスします。
進入状態
進入状態は、ユーザーがアクティブなセグメントに遭遇したときに何が発生するかを決定します。この設定は、セグメントの有効化が有効化された場合にのみ適用されます。
待機
機能:
- コードベース統合: 現在の画面にモーダル待合室を表示
- ユーザー体験: ユーザーが待機列で待機し、条件が満たされると進入
使用時期:
- トラフィックが多いイベント: 高いユーザー需要があるイベント中
- リソース保護: 制限されたリソースを保護するとき
- 公平なアクセス: 公平なアクセスが重要なとき
- 正常運用: 標準的なトラフィック制御シナリオ
ユーザージャーニー:
- ユーザーが制御されたリソースにアクセスしようとする
- 現在の画面にモーダル待合室が表示される
- ユーザーが待機順番を確認
- 進入が許可されると、ユーザーがサービスに進行
ブロック
機能:
- コードベース統合: 現在の画面にモーダルブロックルームを表示
- ユーザー体験: ユーザーがサービスにアクセスすることが完全にブロックされる
使用時期:
- メンテナンス: システムメンテナンス期間中
- 緊急事態: 緊急事態中
- 過負荷防止: システム過負荷を防止するとき
- リソース使用不可: リソースが一時的に使用不可能なとき
ユーザージャーニー:
- ユーザーが制御されたリソースにアクセスしようとする
- 現在の画面にモーダルブロックルームが表示される
- ユーザーがブロックメッセージおよび理由を確認
- 状態が変更されるまで、ユーザーが進行できない
構成プロセス
1段階: セグメントの有効化設定
セグメントを有効化するには:
- セグメント設定にアクセス: NetFUNNELコンソールでセグメントに移動
- セグメントの有効化: セグメントの有効化をオンにする
- 状態確認: セグメントが「アクティブ」として表示されることを確認
セグメントを無効化するには:
- セグメント設定にアクセス: NetFUNNELコンソールでセグメントに移動
- セグメントの無効化: セグメントの有効化をオフにする
- 状態確認: セグメントが「無効」として表示されることを確認
- アクティブ: トラフィック制御設定が適用される
- 無効: すべてのトラフィック制御がバイパスされる - ユーザーが正常に進行
- テスト: NetFUNNELの介入なしでテストするには無効を使用
2段階: 進入状態選択
セグメントの有効化が有効化された場合にのみ適用されます。
待機設定
- 待機を選択: 進入状態で待機を選択
- 待合室UIを構成: 待合室適用に移動して使用する待合室UIを選択
- 進入許容数の設定: 同時に進入できるユーザー数を構成
- 構成テスト: 待合室が正しく表示されることを確認
ブロック設定
- ブロックを選択: 進入状態でブロックを選択
- ブロックルームUIを構成: 待合室適用に移動して使用するブロックルームUIを選択
- ブロックメッセージ設定: ブロックされたときにユーザーが見る内容を構成
- 構成テスト: ブロックルームが正しく表示されることを確認
3段階: 構成テスト
待機テスト:
- 進入許容数を0に設定: 待合室が表示されるように強制
- トラフィック制御トリガー: 制御されたリソースにアクセス
- 待合室確認: 待合室が表示されることを確認
- 進入テスト: 進入許容数を増加させて進入を許可
ブロックテスト:
- 進入状態をブロックに設定: ユーザーがブロックされるべき
- トラフィック制御トリガー: 制御されたリソースにアクセス
- ブロックルーム確認: ブロックルームが表示されることを確認
- バイパステスト: セグメントの有効化を無効に設定